過去に当社が行った工事のご紹介です。
去る令和2年7月に大野市七板地区にある産業団地で、Φ200を約80mとΦ150を約42mの合計深度122mの井戸を2ヵ所、敷地内の別々の場所でさく井しました。
工事着手前の状態
さく井の位置決め
ロッド検査
このさく井工事ではクレーンを使用した「ダウンザホールハンマー工法」を採用しました。すると工事開始数日後には深さ122mの井戸を掘削してしまい、その日のうちに別の掘削場所へ機械を移動させていたので、「もう井戸掘ったの?へ?次の場所へ移動した?」と驚いていた記憶があります。
ラフタークレーンなどの機械設置状況
掘削状況
エアーハンマービット8インチ
エアリフト中
土質サンプル
安全パトロールに行きました
井戸掘削が完了し、揚水試験の準備をしています。赤い箱は水量を量るノッチタンクです。
14℃の地下水が毎分152ℓ出ました(揚水試験当時のデータ:直角三角せき流量表に基づく)
井戸深度の検査写真です。設計書通り121m掘削できていました。
地下水の水位を調べています。当時は地下約35m付近に水面がありました。
今回初めてダウンザホールハンマー工法をまじかに見ることが出来てとても興奮しました。この工法はかなりの騒音が発生するデメリットと、工事場所の敷地が広くないとできません。なかなか見ることが無いレアな工事なので、とても貴重な経験をすることが出来ました。