みなさんこんにちは、大野衛生設備の木下です。
先日、奥越明成高校で行われた「進路ガイダンス」に参加させていただきました。
進路ガイダンスは、私のような地元企業の人間から、普段の仕事内容や仕事に対する心構えのほか、企業がどんな人材を求めているのかといった話を聞き、これからの進路選択に役立ててもらう目的で1・2年生の生徒さんたちを対象に実施されているものです。
以前より何度か参加させていただいていたのですが、コロナの影響で今回は2年ぶりの開催。再開にあたって大野衛生設備にもお声がけをいただき、参加させていただくこととなりました。
ガイダンス時間は25分×2回。冒頭にYouTubeで公開しているプロモーションムービーを観てもらい、その後、私たちの基幹事業である管工事について説明しました。
今回、題材に選んだのは、まさに普段、生徒さんたちが使用しているトイレ。昨年、奥越明成高校から受注し、完成した特別教棟３階男子トイレの和式便器を洋式便器へ変更する工事です。その理由は、生徒さんたちにとって身近な事例のほうがより興味を持ってもらえると思ったからです。
トイレ工事は、私たちのような設備屋だけで完結できるものではありません。
防水屋さん、電気屋さん、左官屋さん、保温屋さん、間仕切り屋さんなど、たくさんの人たちが関わって一連の工事が行われていることを説明。終了後のアンケートに「貴重な話が聞けた」「これからはトイレをより大切に使っていきたい」「誇りをもって仕事をしていてかっこいいと思った」などの感想を書いてくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。
途中にバルブやコア抜き（床や壁に配管が通る穴を開ける工法）という言葉を使いましたが、その意味についても詳しく説明しながら話を進めました。
実は事前に、高校2年生の娘に「バルブってわかる？」などと聞いたところ、「わからない」という答えだったため、説明を加えることにしたのです。
どうすれば生徒さんたちにしっかりと伝わるかを考えながら準備をしていた甲斐もあって、「聞いたことのない言葉についても、しっかり説明してくれてわかりやすかった」という感想も書かれていました。
ガイダンス会場になっていた教室のエアコンも、大野衛生設備が福井県から受注して工事をしたものです。
たくさんの業者がかかわって工事が行われていることを、「このカバーの中には冷媒管やドレーン管が入っていて、保温屋さんが保温工事をしたから結露せずに済んでいるんですよ」などと実物を見ながら説明することもでき、設備関連の工事についてより具体的にイメージしてもらえたのではないかと思っています。
参加してくれた生徒さんたちの中から将来、設備事業に携わる人材が一人でも出てきてくれたら嬉しいなと思います。
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