秋晴れのとても気持ちの良い日になりました。3年ぶりの産業フェアになりますが、大野衛生設備は例年通り屋内展示なのでまちなか交流センター内に出店しています。
今年も福祉用具の展示と、認知症の方たちが見えている世界をVRゴーグルを使用して体験できるコーナーを設けています。
福祉用具の展示は、2モーターのベットとその横に置いてあるベッドサイド水洗トイレ。歩行器や車いすなど。
ベッドサイド水洗トイレの展示は今回が初めてではないのですが、ベッドの横に置いてある事に目を引かれる方が多く、「これいくら?46万?安いね!」とおっしゃる方や、「時期にお世話になるなぁ」「すごいなぁ~トイレの近くにベッドを持って行かなくてもいいんだ。ベッドの横に置けるんだぁ」など予想以上に反響が良かったです。
VRゴーグルを使用して認知症体験ができるコーナーはおもしぇの方たちにご協力いただきました。
VRで認知症を体験できるコーナーは子どもたちが興味津々でしたが、感受性豊かな子どもたち。中には「怖い」と泣き出すお子さんもいらっしゃいました。
初日が終わって一番印象に残ったのは、VRゴーグルで認知症体験を終えた後におもしぇの方とお話ししていた小学生の女の子3人グループです。福祉の授業でお年寄りの疑似体験をしたそうで、視野が狭くなる眼鏡を使った時もびっくりしたけどVRゴーグルで見た世界に驚いたそうです。また、展示場内に置いてあった歩行器に興味を持ったらしく、福祉部門の職員に使用方法などを熱心に聞いていました。まちなか交流センターで産業フェアをやり始めてから福祉用具の展示を見せ方を変えて続けてきましたが、今回はようやく成果が表れた瞬間を目にした気がしました。
明日も午前9時から午後4時まで開催されています。ぜひ、大野衛生設備のブースにお立ち寄りください!