梅雨に入り雨が降りはじめた夕方に「ポンプが止まって水が出なくなった!」と電話が入り現場へ急行。ポンプ本体を触ってみると異常に発熱していたので、ポンプが空運転したため保護装置が作動してポンプが止まったと判断。異常のランプも点灯していました。
荏原製作所の32HPE6.4S(2010年製)だったため、荏原製作所の知人に事情を説明しアドバイスを貰いました。アドバイスに基づき圧力スイッチを操作するとポンプが動くようになりましたが、約10年使用している事やこの1台を2軒で使用している事もあり、在庫があれば取替して欲しいと言われました。
最近のいろいろな状況や情勢に影響され、ポンプに限らずボイラーやウォシュレットがなかなか入ってきません。たまたま在庫に荏原製作所のポンプがありましたので本体のみ取替し呼び水を入れてポンプを動かしましたが、どうしてもエアーが抜けません。
荏原製作所の知人に再度アドバイスを貰うと、「必ずフランジも取替しないとエアがみするよ」と言われました。同じメーカーのポンプの取替えなのでフランジまでは交換しなくても良いと思い込んでいたので思い込みはいけないと改めて反省しました。早速この事例を他の作業員にも周知しました。
使用ポンプ | 荏原製作所製 家庭用給水ポンプ 32HPE0.4S |
作業時間 | 本体+フランジ含めた取替:約1時間半(本体のみ取替だったら約30分でした) |
工事費 | ポンプ処分費含め 約16万円(税別) |