お得意様からお風呂の洗い場の蛇口が調子悪いと問い合わせがあり見てきました。
具合が悪い状況を聞取りすると、お湯・水の切替ハンドルを水にしても「お湯」が出てきているとのことでした。
症状を聞いてすぐに蛇口内部のサーモが壊れていると判断しましたが、蛇口の年式が古いと材料が無くなっている場合があり、この場ではその判断が出来なかったためお得意様には①蛇口内部の部品取替②蛇口本体の取替の2パターンで調べますと話し帰社しました。
帰社してから調べた結果、年式がかなり古い事がわかり蛇口本体の取替をするしか症状を改善できないため、蛇口取替の見積を作成してお得意様にお渡ししました。
翌日には取替OKの連絡を頂き、早速蛇口本体の取替を行いました。
取替には壁内部のねじこみ部が浅くザルボを継ぎ足すなどしたため1時間半くらいかかりましたが完成しました。
作業完了後にお得意様にお話ししましたが、作業前と完成の写真を見比べるとシャワーヘッドの大きさが違います。ヘッドが大きいためシャワー水が体に当たる面積も比例して広くなるので、小さい時と比べて体に当たる水圧も若干違います。この差は使用されている人しか分かりません。
後日、工事費用をお支払いに来てくださったお得意様が体に当たる圧が以前より減ったと感想を話されていました。
シャワーヘッドから出てくる水の範囲を絞る装置(機能)が付いていると、このような事例も減るのではないかと思うので、TOTOの営業さんに改善できないか話してみようと思います。
使用材料 | TOTO製 壁付サーモスタット混合水栓 TBV03041 定価43,800円(税別) 在庫でストックしていたためTOTO製の蛇口を使用しました |
工事費用 | 材工ともで 約35,000円(税別 お得意様価格です) |
作業時間 | ザルボを追加で付けたので1時間半でした。本体だけなら45分くらい? |